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ベトナム経済の歴史を解説

ベトナム経済の歴史は、社会主義革命以前から古くから続いています。以下、主要な時期を振り返ってみましょう。

1. 植民地時代(19世紀〜1945年)
19世紀にフランスによって植民地支配された後、ベトナム支配下で農業を中心とする経済を発展させました。この時期には、古典的なアジアの商業と現代的な西洋の商業が組み合わされた混合経済が形成されていました。

2. 革命期(1945年〜1986年)
第二次世界大戦後、ベトナム共産党が独立を宣言し、社会主義革命が起こりました。国有化政策のもとで、農業、工業、商業、金融部門などの多くの産業が国有化されました。計画経済下での生産、分配、価格決定は政府の管理下で行われ、輸入は制限されていました。

3. 新自由主義の時代(1986年〜現在)
1986年、ドイモイ改革が実施され、新自由主義的な政策が採用されました。政府は市場を自由化し、外国企業の進出を促進しました。農業・工業の自由化や規制緩和によって、急速な経済成長を果たしました。現在では、中等所得国にまで成長しています。

ベトナムは現在、ASEAN東南アジア諸国連合)の一員として、経済協力や貿易を推進する積極的な国として注目されています。